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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会

JS-Weekly No.916

#外国人介護人材 #人材支援

「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」の第5回が開催

 厚生労働省は2月15日、「外国人介護人材の業務の在り方に関する検討会」の第5回が開催された。そこでの主な議事は、訪問系サービスに従事する外国人介護人材受入事業所等からのヒアリングであった。

 ヒアリングに参加したのは、訪問介護ハッピー、青山ケアサポート、ぷっくるケア。

 主なヒアリング内容は、次の通り。

外国人介護人材の受入実績 外国人介護人材への支援などの取り組み 取り組みに当たっての課題等
訪問介護ハッピー EPA介護福祉士3名(サービス提供責任者1名、訪問介護員兼住宅型施設スタッフ2名)、その他4名
  • 部屋探し、免許取得、保険加入等の生活面や、業務面をサポート
  • スマホ・タブレットで動画研修の受講、介護記録の記入などを簡単にできるようにソフトを導入 など
  • 英語での介護福祉士試験問題の修了
  • 財政的支援 など
青山ケアサポート 外国人介護職員12名(そのうち一般の在宅に訪問している外国人職員は2名)
  • 研修や勉強会を日本人も含めて毎月行っている
  • 緊急マニュアルを作成
  • サービス提供記録や申し送りは、携帯端末を使用し、サービス提供責任者や上司に連絡し、職員全員で情報共有 など
  • 母国との文化の違いから会話の受け取り方・考え方・言葉の伝え方には工夫した
  • 生活援助における調理のケースで、文化の違いで味付けが違うことがあったが、利用者に教えていただきながら覚えていってもらう など
ぷっくるケア 1名(介護福祉士養成校の卒業生)
  • 新人研修、外国人研修(電話応対、記録の書き方等)、同行研修 など
  • 重度訪問介護の利用者は発語の難しい方が多いので、文字盤や口文字といった特殊なコミュニケーション指導が必要
  • 医療的ケアの利用者が多く、医療的な用語の理解も必要 など

参考資料