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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
第9期計画期間に向けた介護報酬改定率などについて、「見える化」システムへの対応方法を周知
JS-Weekly No.909
#介護報酬 #給付費見込み等
介護報酬改定率や地域区分などを市町村の給付費見込み等の算出のため反映
厚生労働省は12月22日、事務連絡「第9期計画期間に向けた介護報酬改定及び制度改正に係る対応について」を発出した。令和6年度の予算案等の決定により介護報酬の改定率などが確定したことに伴い、各市町村が給付費見込み等の算出の際に使用する、「見える化」システム※での対応方法を周知するもの。
※地域包括ケア「見える化」システムによる「将来推計機能」。各市町村が給付費見込み等の円滑な推計を支援するため厚生労働省が提示している。
なお、利用者負担が2割となる「一定以上所得」の判断基準については、第10期介護保険事業計画期間の開始(令和9年度)前までに、結論を得ることになったため、第9期計画期間における介護保険給付費への影響は生じないとしている。
介護報酬改定率 | +1.59%のうち、0.98%分が介護職員の処遇改善分 →市町村の給付費見込み等の算出では+1.54%を反映する →特定入所者介護サービス費等給付額や高額介護サービス費等給付額等の部分については、「影響額算出シート」を活用して給付費見込み等に反映する |
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地域区分 | 第233回介護給付費分科会資料4その他の事項 83ページ (別紙) 「令和6年度から令和8年度までの間の地域区分の適用地域(案)」を踏まえて見える化システムへの反映を行う |
第9期計画期間に向けた制度改正に係る対応について | 多床室の室料負担の見直しおよび基準費用額(居住費)の見直しの確定に伴う室料相当給付費の減少、特定入所者介護サービス費等の増加は改定率に織り込み済みのため、介護報酬改定率で示した対応を行う |