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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

匿名介護情報等の提供に関する専門委員会で、第2回介護DBオープンデータの仕様などを検討

JS-Weekly No.896

#介護DB #匿名LIFE情報

介護DBオープンデータ、今後は年に1回程度を目安に集計表を拡充

 厚生労働省は9月13日、「匿名介護情報等の提供に関する専門委員会」を開催した。議題は、①匿名介護情報等の第三者提供の実績について(報告)と、②第2回介護DBオープンデータについて(案)など。

 介護保険総合DB(介護DB)のオープンデータは、令和5年1月から基礎的な集計表を公表している。今後は年に1回程度を目安に集計表を拡充して公表する予定。

 11月ごろに公表を予定している第2回介護DBオープンデータについては、①第1回オープンデータに令和2年度、令和3年度時点を追加すること、②匿名LIFE情報の集計表を追加すること、③匿名要介護認定情報の集計に施設類型を追加すること、について前回までの専門委員会で承認を得ている。

LIFE関連加算の算定では、1人1レコードに絞り込んで集計

 この日は、第2回介護DBオープンデータの作成に向け、匿名LIFE情報の抽出条件などの確認を行った。

 匿名LIFE情報は、LIFE情報を匿名化して作成するオープンデータ。LIFE関連加算の算定状況をサービスの種類別に集計し、科学的介護推進体制加算は、利用者のADL、栄養、認知機能などの項目を集計するといった方針が既に了承を得ている。

 厚労省は、集計対象データの抽出条件を次のように説明した。

  • データの集計期間を令和3年8月2日から令和4年4月10日とする
  • LIFE関連加算の算定では、年度内に同一利用者の複数のデータが存在するが、1人1レコードに絞り込んで集計する

 3回目以降のオープンデータの公表では、科学的介護推進体制加算以外の加算の詳細な集計などを盛り込みたいとしている。

参考資料