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速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

鈴木俊一財務大臣へ「骨太方針2023に向けた決議」を申し入れ

JS-Weekly No.880

#骨太の方針 #プラス改定要望 #賃金引上げ要請

 自由民主党介護福祉議員連盟(会長:麻生太郎衆議院議員)及び地域の介護と福祉を考える参議院議員の会(会長:末松信介参議院議員)は令和5年5月31日、「『骨太の方針』に向けた決議」を鈴木俊一財務大臣へ申し入れた。本決議は、去る5月26日全国老施協(会長:平石朗)をはじめとした6つの介護団体からの要請を受けて両議連が合同で決議したものであり、申し入れには全国老施協も同行した。

写真は、鈴木俊一財務大臣(中央)に対して申し入れを行う両議連の国会議員と関係団体の代表者。

 両議連の決議は、介護分野が物価高騰等により経営悪化や人材流失などこれまでにない危機を迎えているとして、「令和6年度介護報酬改定等における経営の安定性確保と十分な賃上げを図るに不足ないプラス改定や更なる支援策等の実現を目指した積極的な取り組み」を骨太の方針に明記することを鈴木財務大臣に求めるもの。

 鈴木財務大臣は、トリプル改定について「数字だけでは説明できないものがある」としたうえで「非常に厳しさを感じている中であるが、100点満点まではいかなくてもできるだけ頑張る」と意見を述べた。

 申し入れに同行した田中雅英副会長は、「担い手がいなくなると、保険あってもサービスなしと誹りを受ける可能性がある」として、鈴木財務大臣に直接賃金引上げのための支援について要請を行った。

 両議連の決議文は下記をご参照ください。

参考資料:「骨太の方針2023」に向けた決議について(申入れ)
参考資料:「骨太の方針二〇二三」に向けた決議