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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
介護認定審査会 コロナ対策以外でもICT等を活用した開催へ 「簡素化」取り組み事例紹介
JS-Weekly No.877
#業務効率化 #事務負担の軽減 #簡素化
介護認定審査会について業務効率化・事務負担の軽減へ向けた動き
厚生労働省は5月8日、自治体の介護保険担当主管部(局)に宛てて事務連絡を発出。介護認定審査会の開催については、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、ICT等の活用により合議ができる環境が整えられれば、必ずしも特定の場所に集まって実施する必要はないとされている(「新型コロナウイルス感染症に係る要介護認定の臨時的な取扱いについて(その2)」令和2年2月28日付厚生労働省老健局老人保健課事務連絡)。同省はこの取り扱いについて、業務効率化や日程調整等の事務負担軽減の観点から、新型コロナウイルス感染症対策に限らず実施できることとした。
要介護認定対象者が増加しても速やかかつ適正な認定を行えるように「簡素化」の実例を調査
また同日、自治体や広域連合、一部事務組合の介護保険担当課に宛てて事務連絡を発出。平成30年度から実施を可能としている介護認定審査会の簡素化(更新申請で一定の要件〔一次判定結果が前回の認定結果と同一など〕を満たす場合)について、実施している自治体にヒアリング調査を行い、取り組み事例をまとめた。同省は今後の要介護認定審査業務の参考にしてほしいとしている。