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速報(JS-Weekly)
〈全国老施協〉
「令和4年度外国人介護人材の学習教材及び取り組み調査結果」を報告
JS-Weekly No.875
#介護福祉士 #国家試験 #学習教材
受験対策本、合格者の約8割が介護福祉士国家試験の過去問題を使用
全国老施協の外国人介護人材対策部会は4月13日、「令和4年度外国人介護人材の学習教材及び取り組み調査結果」を報告した。この調査結果は、既に介護福祉士の資格を保有している外国人が、合格に向けてどのような学習教材を利用して資格を取得したのかを調査したもの。
- 調査方法:Webアンケート
- 調査時期:令和5年3月
- 調査対象:本会で把握している外国人介護人材を採用している会員施設
調査結果によると、回答があった外国人介護人材(139人)のうち、介護福祉士国家試験の合格者は57人(41.0%)であった。合格者が使用した学習教材および取り組み方法は以下の通り。
質問内容 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
書籍を利用しての受験勉強 | 介護福祉士国家試験の過去問題(82.5%) | 模試予想(試験予想問題)(64.9%) | 練習問題(ワークブック、ドリル等)(57.9%) |
利用した書籍 | 外国人のための介護福祉士国家試験対策(50.9%) | 見て覚える!介護福祉士国試ナビ(47.4%) | 介護の言葉と漢字 国家試験対策(42.1%) |
利用した書籍の種類 | 1種類・3種類(29.1%) | —————— | 4種類(16.4%) |
合格した際の勉強方法 | 介護福祉士国家試験のための学校(42.1%) | 監理団体や登録支援機関等のサポート(26.3%) | 書籍、インターネット、アプリ等を利用し独学(21.1%) |
合格するために必要だと思う事項 | 介護福祉士国家試験の学習(84.2%) | 日本語学習(78.9%) | 勉強時間の確保(75.4%) |
その他、介護福祉士国家試験合格に向けた必要な支援として、「母国語と日本語併記の過去問題・解説、テキスト等が必要」(37事業所)、「勉強するための時間確保」(17事業所)、「日本語の学習が優先」(16事業所)、「学習するための金銭支援」(12事業所)、「職場の理解(日本語や専門用語の指導、シフトの配慮)」(9事業所)などの意見があった。