#社会福祉法人制度改革

「社会福祉法人制度改革の施行に向けた留意事項について」に関するFAQに追加

　厚生労働省は3月22日、自治体の社会福祉法人担当課（室）に対し、「『社会福祉法人制度改革の施行に向けた留意事項について』に関するFAQの改訂について」を発出した。既出のFAQに、問の追加があった。

■追加

問44-3-2　理事は、利益相反取引をしようとするときは、理事会において、当該取引につき重要な事実を開示して、その承認を受けなければならないとされているが、「重要な事実」とは何か。

（答）

1. 重要な事実の開示は、理事会が承認をすべきか否かを判断するための資料を提供するために行われる。したがって、重要性の判断も、この見地からなされる。
2. 「重要な事実」の具体例としては、取引の相手方、取引の種類、目的物、数量、価格、履行期、取引の期間などが考えられる。間接取引の場合には、相手方、主債務者の返済能力なども考えられる。