最新制度解説

速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

医療用物資の国備蓄品売却について サージカルマスクの1万枚単位での小口売却公募開始

JS-Weekly No.870

#国備蓄品売却 #1口1万枚

継続的なPPE(個人防護具)備蓄確保に向け、一部放出売却を実施

 厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部物資班は3月9日、介護関連団体に対して事務連絡を発出した。内容は、同日公示された「医療用(サージカル)マスクの売払契約に係る公募」について、各会員等への周知を求めるというもの。

 サージカルマスクなどの医療物資については、国のPPE継続確保のため、例年備蓄水準(必要量)の4分の1を新たに調達し、4分の1を売却放出することで入れ替え・物資の有効活用を図っている。売却の方法として一般競争入札が行われているが、今般、サージカルマスクについて売却数量を小口化した上での売却公募が行われることとなった。同省は、売却数量の小口化(1口1万枚)により、一般競争入札で設定された売却単位・数量では応札を見送った販売業者(卸業者)等においても、購入希望口数(数量)による応募が可能になるのではないか、とみている。

  • 応募書類提出期限:3月27日
  • 開札、採択者決定:3月29日予定
  • 売買契約締結、履行:4月以降。契約金納付後、国の負担により買受人に製品を配送

※応募の詳細については、厚生労働省ホームページの調達情報の公募公示
医療用(サージカル)マスク売払契約及び公募要領等」を参照

 これに続き、アイソレーションガウンや非滅菌手袋、N95マスク、フェイスシールドについても売却入札を予定している。