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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

外国人雇用状況「医療、福祉」が大幅な伸び

JS-Weekly No.864

#外国人雇用状況 #特定技能

外国人雇用人数の伸びが極めて大きい「医療、福祉」

 厚生労働省は令和5年1月27日、令和4年10月末現在の外国人雇用の届出状況を取りまとめた。

 外国人を雇用する事業所数は29万8790所、外国人労働者数は182万2725人。届出が義務化(※)された平成19年以降、過去最高を更新した。

※全ての事業主に対し、外国人労働者の雇い入れ・離職時には、氏名・在留資格・在留期間などを確認し、厚生労働大臣(ハローワーク)へ届け出ることが義務付けられている。

 産業別に外国人労働者数をみると、「製造業」が最も多く、全体の26.6%を占めている。「医療、福祉」は4.1%(7万4339人)と最も少ないが、対前年増加率では最も多い28.6%であった(他産業は全て8%以下、平均5.5%)。

事業所数(所) 構成(%) 外国人労働者数(人) 構成(%)
医療、福祉 1万8553 6.2 7万4339 4.1
医療業 5332 1.8 1万9874 1.1
社会保険・社会福祉・介護事業 1万3117 4.4 5万4161 3.0

※厚生労働省資料を基に作成

 また、「専門的・技術的分野の在留資格」のひとつ、「特定技能」7万9054人の中で、「介護」は1万2372人で、12分野中3番目に多く、製造業系2分野に次ぐ人数であることが分かった。

参考資料