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〈政府〉

協会けんぽの令和5年度の健康保険料率決定、全国平均では令和4年度と同様10%

JS-Weekly No.864

#協会けんぽ #保険料率 #据え置き

保険料率が最も高いのは佐賀、最も低いのは新潟

 中小企業の従業員らが加入する全国健康保険協会(協会けんぽ)の運営委員会は1月30日、令和5年度の都道府県支部の保険料率を了承した。

 保険料率は、都道府県支部ごとにかかった医療費や年齢別の加入者数などを踏まえて改定される。令和5年度の全国平均の保険料率は、令和4年度と同じ10.00%に据え置かれた。33支部が令和4年度よりも引き下げ、13支部が引き上げた。このうち引き上げ幅が最も多いのは東京の0.19ポイント増の10.00%で、引き下げ幅が最も大きいのは佐賀の0.49ポイント減だった。1支部は令和4年度と同じだった。

 また、介護保険の令和5年度保険料率については、1.82%(令和4年度より0.18ポイント増)とする方針で了承した。新たな保険料率は4月納付分から適用される。

保険料率の高い支部・低い支部
保険料率が高い支部 保険料率が低い支部
1 佐賀 10.51% 新潟 9.33%
2 福岡 10.36% 長野 9.49%
3 熊本 10.32% 福島 9.53%