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速報(JS-Weekly)
〈東京商工リサーチ〉
令和4年1〜9月までの介護サービス事業者倒産件数過去最多 前年同期比ほぼ倍増
JS-Weekly No.850
#介護事業者倒産 #収益悪化 #負債1000万以上
新型コロナ関連の国策効果薄れ、物価高騰も影響か
東京商工リサーチは10月7日、1月から9月までの介護サービス事業者の倒産件数(負債額1000万円以上のもの)が100件となったと発表した。この件数は、前年同期比のほぼ倍であるうえ、過去最多だった2020年の1年間の件数(118件)をすでに上回っている。また、負債総額は191億9100万円。同年の4倍を超える状態となっている。
同社は、経営悪化の理由として、次の点を指摘している。
- 介護サービスの報酬は国が決めるため、物価高の影響などを価格転嫁するのが難しい
- コロナ禍により、利用状況悪化の回復が鈍い
今後も、小規模事業者を中心として倒産件数のさらなる増加が見込まれ、早急な支援が必要である。