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速報(JS-Weekly)

〈厚生労働省〉

令和3年介護報酬改定の効果検証事業内容大筋決まる。第25回社会保障審議会介護給付費分科会 介護報酬改定検証・研究委員会

JS-Weekly No.841

#厚生労働省 #介護報酬改定 #効果検証

介護報酬改定の効果検証により、今後の課題を明らかに

 厚生労働省は8月3日、第25回社会保障審議会介護給付費分科会介護報酬改定検証・研究委員会(以下、委員会)を開催、令和3年度介護報酬改定の効果検証及び調査研究に係る調査(令和4年度調査)の内容や調査票の項目などについての検討を行った。

 本委員会では、令和3年度から5年度にかけて15本(予定)の調査を行い、令和6年度介護報酬改定に向けた検討につなげていく。中間年度にあたる今年度に行う調査研究事業は、次の5本。

  1. 都市部、離島や中山間地域などにおける令和3年度介護報酬改定等による措置の検証、地域の実情に応じた必要な方策、サービス提供のあり方の検討に関する調査研究事業
  2. 介護保険施設のリスクマネジメントに関する調査研究事業
  3. 介護保険施設における医療及び介護サービスの提供実態等に関する調査研究事業
  4. LIFEを活用した取組状況の把握および訪問系サービス・居宅介護支援事業所におけるLIFEの活用可能性の検証に関する調査研究事業
  5. 介護現場でのテクノロジー活用に関する調査研究事業

今年度末までに、調査・集計・分析・検証・評価を行い、報告

 今後のスケジュールは、8月26日に開催予定の第212回社会保障審議会介護給付費分科会で、委員会から今回取りまとめた調査票などについて報告し、内容を決定。9、10月頃調査を実施、11月から令和5年2月頃までに集計・分析・検証を終える予定となっている。年度末の3月には、委員会で調査結果について評価を実施、社会保障審議会介護給付費分科会に結果を報告する。

参考資料①
参考資料②