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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
後期高齢者医療の窓口負担割合見直し等にかかる周知ポスター・リーフレットを配布
JS-Weekly No.840
ポイント
① 一定以上の所得の人は後期高齢者医療の窓口負担が2割に
② 当面は高額療養費に関する配慮措置を導入
後期高齢者医療制度の改正点をポスターやリーフレットで周知・広報
厚生労働省は7月26日、後期高齢者医療の窓口負担割合の見直し等にかかる令和4年度周知・広報についての事務連絡を発出した。宛先は、都道府県後期高齢者医療主管部(局)および市町村後期高齢者医療主管課(部)、都道府県後期高齢者医療広域連合事務局と、医療・福祉・介護等の関係団体で、内容は、後期高齢者医療制度の改正点(令和4年10月1日施行)周知のため作成したポスターやリーフレット配布等について。
都道府県後期高齢者医療広域連合(以下、広域連合)が、関係団体等へ送付し、両者が連携して、周知・広報にあたるよう求めている。
現役世代の負担上昇抑制、全世代型社会保障推進のため所得により負担割合を変更
令和4年10月1日より、一定以上の所得を有する人の医療費の窓口負担割合を2割とする。現役世代の負担上昇を抑えること、全世代型社会保障の推進などを目途とした改正。なお、2割負担への変更による影響が大きい外来療養(訪問看護を含む)については、施行後3年間、高額療養費の枠組みを利用し、負担増が最大でも3000円/月に収まるよう配慮措置を導入する。