キャリアアップ
介護現場 あるある掲示板
第6回 「介護人生・生涯現役」

第6回 「介護人生・生涯現役」

介護の仕事は、長く続けられることが魅力のひとつ。年を重ねるほどにご利用者の気持ちに寄り添えるようになるから、年齢は必ずしもハンディキャップになりません。また介護は多職種で支える仕事だから、看護職員、ケアマネジャー、生活相談員、機能訓練士、調理スタッフ、事務員など、もともとの専門以外のことを学んだり、自分の体調や環境に合わせていろいろなアプローチから関わることも可能です。言い換えれば、いくつになっても学び続け、生きがいを抱き続け、働き続けられる。まさに無限の可能性があるのが、介護の世界です。
2024年9月号で取材させていただいた細井恵美子さんは、「医療には限界があるけれど、介護はその人の生活の質を高めるために限りなく力量を発揮することができる」という言葉に後押しされてキャリアを変遷しつつ、90歳を超えてなお介護現場に携わり続けています。働き手である自分にとってだけでなく、ご利用者のためにできることも無限にあるから、アミちゃんのような若い人にも「目指せ!生涯現役」と旗を振りたくなります。
ぜひ、2024年9月号「継続はチカラなり」も読み返してみてください。
取材・文=池田佳寿子、マンガ=泉沢奈々恵