こころとからだ
こころの橋わたし
〈お悩み 15〉職場に陰口ばかり言う人がいます。 「自分も悪口を言われているのでは?」と不安が募り、 ストレスになるのですが どうしたらよいでしょう。
「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。
尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。
お悩み
職場に陰口ばかり言う人がいます。
「自分も悪口を言われているのでは?」
と不安が募り、
ストレスになるのですが
どうしたらよいでしょう。
↓
妙慶
悪口を言う人は 悲しいひとです。
その姿から逆に「喜びの心」を
持つことの大切さを学べたら
少し心が軽くなるはずです。
職場で陰口を言う人がいると、精神的にとても疲れることがあります。理由は、その人の口から発せられた言葉のせいで部屋の空気が濁ってくるからです。そして「自分も悪口を言われているのでは?」という不安に陥ることもよくあります。こんな方法で回避してみてはいかがでしょうか。
POINT1 自分に集中する
他人がどう思っているかを気にしすぎると、自分の心が疲れてしまいます。自分の仕事と生活に集中していきましょう。自分の価値は他人の評価で決められることではないのです。
POINT2 相手の姿から学ぶ
『お経は鏡なり』という言葉があります。教えを文字で表したお経はただの呪文ではなく、『自分の姿を照らし出す鏡』となるという意味です。悪口を言う人を見たら、「そんなことを言っても誰も幸せにならないのに」と悲しみ、その姿から逆に「喜びの心」を持つことの大切さに気づいてください。「私はこうして仕事があり、日々の生活から学び、成長できていることに感謝します」と喜びましょう。
このように喜びを感じることができれば、気持ちが軽くなり、他人の否定的な言動に対しても、不安になったり、ストレスを抱え込んだりすることが少なくなります。
心を穏やかに生きていきましょう。