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介護福祉士国家試験パート合格の導入について全国老施協が意見
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令和6年7月12日、全国老施協は、厚生労働省「介護福祉士国家試験パート合格の導入に関する検討会」に出席し、パート合格の導入について意見を述べた。
出席した全国老施協の田中副会長は、「働きながら介護福祉士資格取得を目指す受験者、中でも在留資格介護の取得を目指す外国人介護職員にとって福音であり、歓迎すべきこと」としたうえで、導入に当たって配慮いただきたいこととして、以下3点を要請した。
・ 介護福祉士資格の質の水準を下げないこと
・ パート合格を外国人受検者に限定すべきでないこと
・ 外国人介護人材定着促進支援の一層の充実
意見交換の後、厚生労働省社会・援護局福祉基盤課の吉田昌司福祉人材確保対策室長から、各団体の発言に対するコメントや、検討会の議論及び行政の取組について報告があった。
全国老施協の意見に対しては、試験水準については、「試験の水準を下げて合格しやすい仕組みにするものではない」としたうえで、合格基準やパート合格の有効期限などを検討会で議論していること。パート合格の対象については、日本人・外国人問わず、仮に仕組みを変更することになった場合は全ての受験者に適用していく方向で議論していること。外国人介護人材定着促進支援については、地域医療介護総合確保基金を活用した日本語の学習支援、生活の支援などに触れた上で「様々な取組を進めることで、外国人の方に日本で働いていただけるような環境をしっかり作っていくことが重要だと考えている。」と述べた。
参考資料: https://www.roushikyo.or.jp/?p=we-page-menu-1-
2&category=19325&key=21769&type=content&subkey=556110