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速報(JS-Weekly)
5月23日より「マイナ救急」実証事業が開始
#マイナ救急 #救急活動の効率化
総務省消防庁は、救急隊がマイナ保険証を活用する実証事業を5月23日から全国67の消防本部で開始した。この事業は、専用端末でカードを読み取り、オンライン資格確認システムの情報を閲覧することで、適切な搬送先の選定や搬送時間の短縮を検証するもの。
患者の同意を得た上で、マイナ保険証を使用して薬剤情報や診療情報を参照し、救急活動の効率化を図る。これにより、患者の負担が軽減され、医療機関も正確な情報をもとに適切な対応が可能になる。
消防庁は、2022年度に6つの消防本部で実施した実証実験で効果を確認しており、今回は規模を全国に拡大。実証事業は各消防本部で2カ月間行われ、年内に完了予定。最初に平塚市、姫路市、都城市で開始し、他の本部も順次参加する。
消防庁はこの取り組みを通じて、救急活動の迅速化と効率化を目指し、搬送時間や患者受け入れ交渉の回数についてのデータ分析も行う予定。
参考資料: https://www.fdma.go.jp/pressrelease/houdou/items/5f888ada04a4174b808fbe88c52b50b59c59bf8f.pdf