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〈全国老施協〉
バーセルインデックス評価研修の活用で適切な質の管理を
JS-Weekly No.881
#LIFE #ADL維持等加算 #個別機能訓練加算
ADLの評価は、一定の研修を受けた者がバーセルインデックス評価を用いて行う
厚生労働省は、科学的介護推進体制加算、個別機能訓練加算、ADL維持等加算で必要となるADLの評価について、令和3年度介護報酬改定に関するQ&Aにおいて、「ADLの評価は、一定の研修を受けた者がバーセルインデックス評価を用いて行う」と示しており、一定の研修について、「①厚生労働省の作成したマニュアルや動画での学習を基本として、②その後も外部・内部の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士から指導を受ける研修に定期的に参加させて適切な質を管理することが」求められている。
全国老施協が実施するバーセルインデックス評価研修の制度上の位置付けは上記①をフォローアップする②の研修として活用できるよう、施設内での評価の標準化を図ることに主眼を置いて理学療法士等、バーセルインデックス評価に熟知した多数の専門職の協力を得て企画した。
全国老施協・バーセルインデックス評価研修
申込期限:7月10日(月) 配信期限: 7月31日(月)
本研修はADL評価が未実施の施設への導入支援と実施施設のフォローアップを目的としている。
実施方法がeラーニング形式のため1施設につき何人でも受講することが可能。現在2000名超の申込をいただいており、約4割の施設で2~10人の複数名の申込みを行っている。施設種別は特養やデイ、特定施設、小規模多機能など多様であり、職種は介護職員が43.4%と最も多く、生活相談員、機能訓練指導員、介護支援専門員、管理者、看護職員、栄養士など多職種が受講している。
受講者アンケートでは、「今回の研修に参加した職員と共有することができ、統一したバーセルインデックス評価を実施することに繋げることができた」、「これまで自分なりの解釈で判断していた評価の基準とのすり合わせができた」などの声が寄せられている。