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〈全国老施協〉
「全国老施協版 介護ICT導入モデル事業」の成果がまとまる
JS-Weekly No.853
#ICT化 #介護DX #介護ICT導入モデル事業
ICT実証事業の成果を、会員向けにセミナー動画等で周知・解説
全国老施協においては、どのような条件の介護施設に対してどのようなICT機器を導入すれば効果が高いかという点を明らかにするために、昨年度から今年度にかけての重点事業として「全国老施協版介護ICT導入モデル事業(通称:ICT実証事業)」を実施してきたが、このたび事業の成果を取りまとめた事業報告書〔会員限定〕が完成した。
事業においては、8つの実証モデル施設のすべてにおいてICT機器の導入による高い成果が得られたが、事業報告書においては、各施設におけるICT機器の導入の経緯や導入に伴う業務改善の状況と得られた成果について丁寧に分析が行われ、今後ICT機器を導入しようとする施設にとって極めて有益なノウハウが示されている。
この事業の成果については、事業報告書と同時に、8つの実証モデル施設の担当責任者自らがその取り組み状況を解説した研修動画も完成し、「デジタル介護セミナー」として無料オンデマンド配信〔会員限定〕されるが、いずれも全国老施協ホームページからダウンロードまたはアクセスができる。
本会としては、まずはこの「デジタル介護セミナー」を広く会員に視聴していただきたいと呼びかけている。
なおこれらの具体的な情報については、その他の本事業関連の情報とあわせて、令和4年11月1日付けの全国老施協通知「全国老施協版 介護ICT導入モデル事業の報告書等について」によって会員及び都道府県・政令都市老施協・デイ協会長宛てに通知された。
さらにわかりやすい「介護ICT導入に関するガイドライン」を全国大会・研究会議で公開
本会においては現在、本事業で得られたICT機器の導入のノウハウ(どんな条件の施設にはどんなICT機器を入れれば効果的か)をさらにわかりやすく整理した「介護ICT導入に関するガイドライン」〔会員限定〕を開発しており、これを来年1月に開催される「第1回 全国老人福祉施設大会・研究会議~JSフェスティバルin栃木~」において公表し参加者に配布する予定である。