#事業改善　#職場環境の改善　#人材育成

ビギナーセミナーとフォローアップセミナーをオンライン（Zoom）で開催

　厚生労働省では「介護分野の生産性向上」を推進しているところであるが、介護分野における生産性向上の取り組みは、営利追及の民間企業における生産性向上の活動とは異なり、「職員の業務負担の軽減（業務の効率化）」と「介護サービスの質の向上」を両立させるための「業務改善」とほぼ同義のものとされている（注）。

（注：厚生労働省は、介護分野における生産性向上の取り組みの基本テキストともいうべき「介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン（～より良い職場・サービスのために今日からできること（業務改善の手引き）～）」を公表しているが、その内容は、「介護分野における生産性向上」とは、ほぼ「業務改善」と同義であるという前提となっている。）

　このような「介護分野の生産性向上」の趣旨について介護現場の理解が浸透せず、「業務改善」自体の取り組みも進まない状況にあることから、厚生労働省としては、近年各種の啓発普及活動を進めているが、本年度はその趣旨に基づく「介護現場の生産性向上に関する普及・定着促進事業」の事業の一環として「生産性向上の取り組みに関する介護事業所向けセミナー2022」を開催することとし、その参加者の募集をしている。

　開催されるセミナーは、ビギナーセミナーとフォローアップセミナーの2つ。開催方法はオンライン（ZOOM）により、経営者等と介護従事者の2人1組で参加することとなっている。

　既に参加者の申し込みがはじまっているが、まだ若干の定員の余裕がある回もあることから、自治体や関係団体を通じた周知により、介護事業者・従事者に対する積極的な参加を呼び掛けている。

　詳細な内容と申込みは、専用のホームページのほか、本JS-Weekly末尾に添付されるリーフレットから。

ビギナーセミナーの開催概要

フォローアップセミナーの開催概要

＊本事業とは、「介護現場（施設サービス分）の生産性向上に関する全国セミナー事業」を指す

参考資料

※介護分野の生産性向上については、全国老施協ホームページ「介護分野の生産性向上」において基本的な情報を掲載している。