最新制度解説

速報(JS-Weekly)

〈全国老施協〉

デイサービスの経営改善を目指すコンサル事業がスタート

JS-Weekly No.840

デイサービス部会「令和4年度事業継続等相談支援事業」

ポイント

① 事業所が置かれている状況分析や目標がワークで明らかに

② 個別相談や質問指導などで成果創出を後押し


デイサービスセンターの経営改善をサポートすべく、外部コンサルを起用

 全国老施協デイサービス部会は7月25日、デイサービス事業継続等相談支援事業(オンライン)の第1回を開催した。同事業は、近年のデイサービスセンターにとって厳しい経営動向を背景として、会員事業所の経営改善に資するよう、今年度の事業として企画されたもの。参加事業所は、株式会社TRAPE(トラピ)の指導による、全6回のコンサルティング(集団指導方式)と個別相談を経て、経営改善計画を策定、着手し成果創出を目指す。

 参加事業所は、20事業所程度を予定していたが、33事業所から応募があったため、調整の上、25事業所に絞ってのスタートとなった。

オンラインでありながらワークもしっかり行い、課題検討や計画策定を着実に

 全6回のコンサルティングは、講義のほかにワークの時間をしっかり設けることで、講義内容を具体化していく。

 事業終了後には、参加事業所による報告会を設けるほか、取り組みプロセスをまとめたリポートが作成され、全国老施協会員のデイサービス事業所に対して公開される。