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速報(JS-Weekly)
〈厚生労働省〉
在宅酸素療法における火気の取り扱いについて注意喚起
JS-Weekly No.838
ポイント
① 在宅酸素使用者の事故は、喫煙によるものが多い
② 在宅酸素使用中は、火気厳禁の徹底を
在宅酸素療法使用時の火気の使用について、改めて注意を喚起
新型コロナ感染症の影響もあり、在宅酸素療法を行う自宅療養者が増加している。使用する酸素濃縮装置等は燃焼性が高く、使用中の患者が、喫煙等が原因と考えられる火災により死亡するなどの事故が繰り返し発生している。厚生労働省はホームページの「在宅酸素療法における火気の取扱いについて」の一部情報(「重篤な健康被害事例について」)を更新し、在宅酸素療法使用時の火気の使用について、改めて注意を喚起した。
重篤な健康被害事例について
(日本産業・医療ガス協会 医療ガス部門まとめ(令和3年11月末時点))
火災事故原因別の分類
また、厚生労働省では、啓発リーフレットで次のような点について注意喚起を行い、関連団体・医療機関などにも周知を依頼している。
- 装置の使用中は、周囲2m以内には火気を置かない
- 酸素吸入中の喫煙は厳禁
- 医師の指示通りに酸素を吸入