こころとからだ

こころの橋わたし

〈お悩み 21〉ちょっとしたことにすぐに腹が立ちます。我に返って後悔するもののすぐにまたヒートアップ。穏やかな心が保てません。

「介」という字には「間でとりもつ」「たすける」という意味があります。
尊いお仕事をされている皆さまのこころとこころをつなぐヒントになれば幸いです。

 

 

 

 

お悩み

ちょっとしたことにすぐに腹が立ちます。
我に返って後悔するもののすぐにまたヒートアップ。
穏やかな心が保てません。

 

妙慶

一度きりの人生の大切な一日を
怒りで終えるのはもったいない。
心の流れを客観的に見つめて ゆとりを取り戻しましょう。

 

 

 目の前のことが思い通りにならないと腹が立つのは、脳がそれを「危機」と感じ、焦りや不安が一気に湧き上がってくるからで、もともと脳の働きの中に備わっている生存本能だそうです。けれど怒りにまかせて言葉や態度に出してしまうと、自分自身も苦しくなります。そんなときは、「今、私は悲しかったんだな」と、自分の心にそっと声をかけてみてください。

 お釈迦さまは「人生は一度きり」と思えば、怒りで一日を終えるのがアホらしくなり、「相手の失敗は、命に関わるほど重大か?」と自問すれば、心にゆとりが生まれるとおっしゃっています。  それを私はよく、四コマ漫画に例えてお話ししています。

 

起:「なぜ私は怒ったのか?」

承:「本当に相手だけが悪いのか?
自我を守ろうとしてはいないか?」

転:「この問題を来年も再来年も覚えているか?」

結:「怒ったところで、身体にも心にも毒ではないか?
本当に大事にしたいのは何だろう?」

 

 嫌なことだけを切り取らず、一歩引いて客観的に心の流れを見つめていくと、だんだんと気持ちが落ち着いてくるのではないでしょうか。