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福祉のかたち
人と人との向き合い方を変えて
ケアの現場を「文化拠点」に"福祉"の未来をさまざまな視点から捉え直す本連載。今回は、多様な人たちの出会い方を変えることで、人と人との豊かな関係性を構築する試みに取り組んでいる藤岡聡子さんに、ケアする人とされる人の関係づくりに求められる新たな視点や考え方について語っていただきました。 今月のゲスト 藤岡聡子/「ほっちのロッヂ」…
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いつもココロをフラットに
第9回 プライベートな悩みで仕事が手につかない……
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 当たり前の日常があなたを救う 「失恋休暇」って知っていますか? 「失恋して傷ついた社員」を応援するためにできた制度で、年齢が高いほど休める日数が多くなるとか。会社がプライベートを心配してくれ…
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福祉のかたち
人の尊厳を守り、生命を支える “価値ある職業”に
社会的ステイタスをこれからの“福祉のかたち”を多様な視点から考えていく本連載。今回は、看護職や福祉職への聞き取りを通じて、ケアの本質や対人援助職の役割に関する研究を続けている大阪大学大学院教授の村上靖彦さんに、ケアの社会的意義や、ケアラーに求められる心構え・スキルなどについてお話しいただきました。 今月のゲスト 村上…
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いつもココロをフラットに
第8回 余計な落ち込みを招く「自己肯定感」の沼
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 間違った考え方で“聖人沼”にはまる 誰だっていい人でいたいし、優しい人と思われたい。でも、いつもいつもネガティブな感情を抑えられるほど、人の心は単純ではありません。するとたちまちいい人を演じ…
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福祉のかたち
住民を主役にしながらつくる「ごちゃまぜ」のまち
未来の"福祉のかたち"を多様な視点から考えていく本連載。今回は、地域のいろいろな人を巻き込んだまちづくりに取り組んでいる、社会福祉法人佛子園理事長の雄谷良成さんに、まちづくりにおける大切なポイントや、社会福祉法人が地域に関わることの意義についてお話しいただきました。 今月のゲスト 雄谷良成/社会福祉…
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いつもココロをフラットに
愚痴、陰口を「7掛け精神」でやり過ごす
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 相手を認める一方で期待値も下げる かつて給湯室は女性社員が元気になる“秘密の花園”でした。お茶を淹れながらオフィスでは口外できない上司への不満を笑いに変える魔法の部屋だった。物理的にも精神的…
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福祉のかたち
高齢者の健康維持・増進のために薬の数・量と飲み方の見直しを
未来の"福祉のかたち"を多様な視点から考えていく本連載。今回は、「ポリファーマシー」(多剤服用によって生じる健康上の害)対策に介護現場でどう取り組んでいけばよいのかを、高齢者への適正な薬物使用について研究されている東京大学大学院医学系研究科教授の秋下雅弘さんにうかがいました。 今月のゲスト 秋下雅弘…
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いつもココロをフラットに
職場でいじめにあったときに頼りになる人
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 「ナナメ関係」にあるオバちゃんのパワーに期待 大人世界のイジメほど陰湿なものはありません。イジメとはパワハラ。「指導との境界線が難しい」とのたまう人が後を絶たない卑劣な行為です。中には「愛が…
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福祉のかたち
産・官・学が手を組むことで地域の“しあわせ”に貢献する
未来の“福祉のかたち”を多様な視点から考えていく本連載。今回は、自治体、大学、民間企業が協働で地域の課題解決に取り組んでいる愛知県豊明市の事例を紹介しながら、各主体の社会に果たす役割、得られるメリット、連携への思いについて、それぞれの立場から語っていただきました。 今月のゲスト 松本小牧/愛知県豊明…
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いつもココロをフラットに
周囲と意見が合わないストレスを貯めこまないで!
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 爆発寸前のイライラを「宛名のないメール」で解消 「話せばわかる」は嘘。社会人になるとそう思うことが増えますよね。とにかく意見が合わない。あれこれ説明を尽くしても理解してもらえない。言い争うの…
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福祉のかたち
最新のテクノロジーを活かし未来を支える介護を創造する
これからの〝福祉〟をさまざまな視点から考える本連載。今回は、SOMPOホールディングスで介護・福祉現場での効果的なテクノロジー導入に取り組む「Future Care Lab in Japan」所長の片岡眞一郎氏に、人間とテクノロジーの共生による新しい介護のあり方についてお聞きしました。 今月のゲスト…
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いつもココロをフラットに
“思い”の伝わる注意の仕方に欠かせないこと
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 共通の目的達成のためなら軋轢は生まれない!? 講演会でいつも受ける質問があります。「相手を傷つけないように注意すると、まったく通じない」という笑えないリアルです。後輩に成長してもらいたい、同…
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福祉のかたち
「世帯のQOL」を向上させ社会全体を豊かにする介護・福祉
これからの“福祉”をさまざまな視点から考える本連載。今回は、仕事と介護の両立を支援する事業を展開している株式会社リクシス副社長の酒井穣氏に、社会における介護・福祉サービス事業の位置づけや、その取り組むべき課題についてお話しいただきました。 今月のゲスト 酒井穣/株式会社リクシス代表取締役副社長さかい…
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いつもココロをフラットに
「どう褒める」と考えすぎていませんか
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 部下を伸ばすには“褒める”が絶対!? 私はいつまで盛り上げ役に徹すればいいのでしょうか―。ある管理職がこう嘆くと会場全体が共感の渦に包まれました。「褒めて伸ばすとか無理」「自信過剰な部下だら…
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福祉のかたち
「ポジティヴヘルス」で誰もが“幸せ”になる社会へ
“福祉”の未来を新たな視点から見つめ直す本連載。今回は、在宅医療の現場で病気や障害を持つ患者を支えるプロジェクトを展開してきた医師の紅谷浩之氏に、“健康”の新しい概念である「ポジティヴヘルス」の意義や、その活かし方についてうかがいました。 今月のゲスト 紅谷浩之/医療法人社団オレンジ理事長べにや・ひ…
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いつもココロをフラットに
やりがいを失わない「9対1の法則」
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 言語明瞭・意味不明の4文字の呪縛 「やりがいのある仕事をしたい」「やりがいが感じられないので辞めます」等々、やりがいという言語明瞭・意味不明の4文字が多用されるようになりました。確かに今日の…
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福祉のかたち
一人ひとりのウェルビーイングを高めることが福祉の大きなテーマ
これからの“福祉”を新たな視点から探る本連載。今回は、海外の高齢者ケアの現場をよく知る山崎摩耶氏に、諸外国における高齢者向け住宅に対する考え方やICTの先進的な取り組みとともに、日本の介護施設が進むべき方向性についてお話しいただきました。 今月のゲスト 山崎摩耶・ヘルスケア・コンサルタント/日本認知…
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いつもココロをフラットに
ストレスの雨を色々な傘でしのごう
健康社会学者として多彩な活動を行う河合薫さんが、日々、奮闘する介護現場の皆さんに、応援メッセージを贈ります。 ストレスをはき出し「幸せの力」を引き出す これまでだましだましやり過ごしてきた問題が、まるで「パンドラの箱」が開けられたようにコロナ騒動で一気に吹き出した。みなさんが働く介護現場もその一つで…
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福祉のかたち
多職種との連係プレーのなかで最高の「アシスト」役に
“福祉”の将来を多様な視点で捉える本連載。今回は、財政社会学者の井手英策教授に、ソーシャルワークの本質とは何か、また、私たちが人間らしく生きられる社会にするために介護・福祉に携わる事業所や専門職が果たすべき役割とは何か、についてうかがいました。 今月のゲスト 井手英策・慶應義塾大学経済学部 教授いで…
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福祉のかたち
テクノロジーを駆使して一人ひとりに対応した介護実現
“福祉”の将来を多様な視点で捉える本連載。今回は、科学的介護の実践により介護の質の向上をめざそうとする方向性について、データを用いたヘルスケア政策に携わっている慶應義塾大学医学部教授の宮田裕章先生にお聞きしました。 今月のゲスト 宮田裕章/慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室 教授みやた・ひろあき…