トピックス

PICK UP POINT

2年ぶりにオンラインで開催 柔軟なアイデア創出に取り組む ——令和3年度ブロックカントリーミーティング

2022.01 老施協 MONTHLY

全国老施協の21世紀委員会は、2年ぶりとなる「ブロックカントリーミーティング」を開催中だ。一昨年1月と昨年9月の2度の“プレ開催”での評価を踏まえ、オンラインで6回開催する。各開催に次世代を担う人材が集まり、革新的なアイデアを生み出す思考法を学ぶワークショップに取り組んでいる。

各ブロックで、次世代を担う若手人材が集結

令和3年度ブロックカントリーミーティングは、昨年12月8日の九州ブロックから始まった。17日には四国ブロック、23日には北海道+東北ブロックで開催され、各ブロックの都道府県・指定都市の21世紀委員会メンバーなど若手人材が参加した。
各開催とも、平石朗会長およびブロック関係者の開会挨拶に続き、全国老施協の服部昭博21世紀委員長が開催趣旨を説明。「21世紀委員会は、今年度より現場重視の姿勢で『次世代を担うリーダーの育成』を目的に再スタートを切った」と述べ、活動の方向性や重点課題を提示するとともに、「カントリーミーティングは、人材育成に向けた現場課題解決型の研修会として開催する。若い力と熱意を持って、チャレンジしていこう」と呼びかけた。

新たな思考法を学ぶワークショップを実践

メインの取り組みは、4時間かけて行われるワークショップ。「見たことも、聞いたこともない、介護現場をガラリと変える方法」をテーマに、参加者は全体講義と1グループ6〜8人に分かれたグループワーク(GW)に取り組んだ。GWではオンラインホワイトボードツール「Miro」を使用し、あたかも机を囲んでいるかのような共同作業をリモートで実施した。進行および講師は、合同会社JudgePlus代表・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任助教の広瀬毅氏が担当した。

合同会社JudgePlus代表・慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任助教の広瀬毅氏

広瀬氏はまず柔軟なアイデアを生み出す思考法として、全体を俯瞰して多様な方向から物事を考える「システム思考」と、多様性のあるチームで試行錯誤し問題解決にアプローチする「デザイン思考」を解説。その後、各グループに分かれた参加者は、アイデアをグルーピングする「親和図法」や目的・価値を実現するための代替案を考える「バリューグラフ」などの手法を用い、斬新な発想を生み出し形にしていく演習に取り組んだ。最後に2つのグループが一緒になって成果を発表し合い、ワークショップは終了した。広瀬氏は総括として、「アイデアを磨いていくには、発想を具体化していく過程を反復(イタレーション)していくことが有効」とアドバイスを送った。

オンラインホワイトボードツールMiroを使用し、GWの成果を発表した

四国ブロック、北海道+東北ブロック開催では小泉立志副会長が閉会挨拶を行い、「皆さんは、若さ、実行力、結束力を持っている。本日学んだ発想法を活かし、次代の活動を担ってほしい」と締めくくった。
今後、1〜2月にかけて近畿+中国ブロック、東海北陸ブロック、関東ブロックでも順次、開催される。