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予防対策から介護報酬の取り扱いまでがすぐわかる!

デイサービスでの取り組みをまとめた
「新型コロナ対応ガイダンス」を公表

2020.10 老施協 MONTHLY

PICK UP 2

全国老施協はこのほど、通所介護事業所における感染予防対策や介護報酬の取り扱い等における通知の内容を整理した「デイサービスセンターにおける新型コロナウイルス感染症対応(ガイダンス)」を取りまとめ、公表した。

対応の検討に役立つ最新情報を整理

これから秋冬を迎え、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を懸念する声は多い。これまで以上に緊密な予防対策が求められており、なかでもデイサービスセンターはクラスター発生の危険性も高く、早急な対応が必要となる。これまでにも、さまざまな通知が発出されてきたが、縦覧性を欠くため、使いやすいガイドブックを求めるニーズがあった。
そこで全国老施協の介護保険事業等経営委員会デイサービスセンター部会では、現在の新型コロナウイルスへの対応を整理し、「デイサービスセンターにおける新型コロナウイルス感染症対応(ガイダンス)」として取りまとめた冊子を公表した。
デイサービスセンター等の事業所内での対応を検討する目安となるこのガイダンスは、「事業所での取り組み」「現場職員の対応」「事務手続き」の3編に分かれている(図表1)。ガイダンスをもとに、感染予防チェックリストの活用や感染対策ポイントの確認などに努めてもらいたい。

感染者の発生を想定した「事業継続計画」策定を

仮に感染者が確認された場合に備えて、濃厚接触者の定義とその後の対応も念頭に入れておこう(図表2)。

感染が疑われる者への対応や、さらに感染者が発生した場合を想定した体制づくりは不可欠だ。
感染が疑われる者は、帰国者・接触者相談センターに電話して指示を受け、濃厚接触者で感染が疑われる場合は、積極的疫学調査を行っている保健所に相談する必要がある。感染が確認された職員は、原則として入院し、退院は図表3の基準によって取り扱われる。

新型コロナウイルス感染に備えて「事業継続計画(BCP:Business Continuity Plan)」を検討しておきたい。
BCPとは、大地震や感染症等の発生によって通常業務が困難となった場合、どの業務を優先して対応するかをまとめたものだ。
大地震等の自然災害と違い感染症のBCPは、「不要不急の業務から順次休止・縮小していき、感染のピーク時でも優先業務は最低限継続させる」ことが目的となる。BCPを策定する際は、重要なポイントを押さえ(図表4)、業務の優先順位を整理しておく必要がある。

いずれにしても、平時から職員間の情報共有を密にして、感染拡大防止に向けた取り組みを全員で進めることが肝要だ。このガイダンスを活用しながら、最新情報に注意を払ってアップデートしていただきたい。

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