速報

〈厚生労働省〉

介護サービス受給者1人当たり費用額、 介護福祉施設では前年度0.1%増加の29万6,500円

JS-Weekly No.804

令和2年度 介護給付費等実態統計の概況(令和2年5月審査分~令和3年4月審査分)

ポイント

① 介護福祉施設の受給者数は増加

② 通所介護の受給者数は減少し、1人当たり費用額は増加


介護福祉施設の年間実受給者(介護サービス) 70万7,800人

厚生労働省は11月2日、令和2年度の「介護給付費等実態統計(令和2年5月審査分~令和3年4月審査分)」の結果を公表した。
介護サービスのサービス別年間実受給者数を見ると、全体では532万8,000人。前年度に比べると5万5,700人(1.1%)増加した。介護福祉施設は70万7,800人で、前年度より4,700人(0.7%)増加。通所介護は157万2,600人で、前年度より5万3,500人(3.3%)の減少となった。
介護サービスの受給者1人当たり費用額(令和3年4月審査分)については、全体では20万1,700円で前年度から3,300円(1.7%)増加した。介護福祉施設は29万6,500円で、前年度(令和2年4月審査分)より0.1%の増加だった。通所介護は9万9,400円で、前年度より6.6%増加した。

要支援1~要介護3のおよそ8割が要介護度に変化なし

年間継続受給者の要介護状態区分を令和2年4月と令和3年3月で比較すると、状態区分の変化がない「維持」の割合が「要支援1」~「要介護3」でおよそ8割、「要介護4」~「要介護5」でおよそ9割となっている。介護福祉施設では「要介護3」~「要介護5」の割合が多い。また、受給者1人当たりの費用額は、要介護度が高くなるほど費用額も高くなっている。

都道府県別の1人当たり費用額(介護サービス) 鳥取県が最多

介護サービスの受給者1人当たり費用額(令和3年4月審査分)を都道府県別に見ると、最も高いのは、鳥取県の21万8,500円で、沖縄県21万5,600円、佐賀県21万5,300円がそれに続いた。それに対して、最も低いのは北海道の19万1,200円。次いで、埼玉県19万2,300円、福島県19万2,800円などとなっている。

参考資料