速報

〈健保連〉

介護保険料率1.7% 全体の4割以上の健保組合が料率引き上げ

JS-Weekly No.802

令和2年度健保組合決算見込の概要

ポイント

① コロナ禍による受診控えで7年連続黒字確保

② 前期高齢者納付金、前年度比840億円(5.8%)増


赤字組合は全体の3分の1にあたる458組合(33.0%)

健康保険組合連合会(健保連)は10月19日、「令和2年度健保組合決算見込集計結果(概要)」を発表した。令和3年3月末現在の1,388組合の令和2度決算見込み数値を集計したもの。
令和2年度の決算見込みは、高齢者拠出金が増加(3.2%)し、新型コロナ感染拡大の影響から保険料収入が減少(▲0.7%)したが、感染拡大下における受診控え等により保険給付費が大きく減少(▲5.1%)し、2,952億円の黒字だった。黒字は7年連続。
赤字組合は全体の3分の1にあたる458組合(33.0%)で、令和元年度(34.9%)と同程度だった。赤字組合のうち30組合で新型コロナの特例猶予等による未収があり、総額は206億円で、未収額全体の約8割(75.5%)を占めている。
高齢者拠出金は前年度比1,113 億円(3.2%)増の3兆5,457億円で、うち前期高齢者納付金の伸びが著しく、前年度比840億円(5.8%)増の1兆5,390億円だった。

介護納付金9,896億円 前年度から7.03%増

介護保険に納付する介護納付金は9,896億円で、前年度(決算額)の9,246億円から650億円増加した(7.03%増)。1人当たりの介護納付金は10万9,906円で、前年度比6,011円(5.79%)増えた。
平均介護保険料率(令和2年2月末)は1.683%で、前年度比0.106%ポイント増。前年度から4割以上の組合が介護保険料率を引き上げた。

参考資料